自画自賛気味にCLAPの魅力を伝える回
はじめまして、株式会社BOOKのぴんこです。
この度、わたしたちが運営する「CLAP」というサービスの広報活動を担当することになりましたので、まず手始めにご説明をさせていただければと思います。
ざっくり言うと「CLAP」とは、楽曲制作に特化したクラウドソーシングサービスです。
・・・わかります?
ちなみにですが、わたしが入社した当時、社長直々にサービスの説明を受けましたが、正直なところ何が何だかさっぱりわからんかった。
社長「いや、つまりね!フリマアプリとかあるじゃん!?あんな感じよ!売りたい人と買いたい人をつなげるやつね!だからさ!それの音楽版!作りたい人と作る人をつなげるってこと!」
ぴんこ「ほ、ほう。」
事業内容は理解した、理解したが激しい戸惑いを覚えたことは否めない。
なぜなら、音楽を作りたいと思ったことが私の人生、ひいては大多数の人類にとっておこりうることなのだろうか?
という疑問があったからだ。
つまり、圧倒的大多数の人間にとっては聴くものであって作るものではない。音楽ってそういうもんだろうと思う、、、たぶん。
ぴんこ「音楽作りたいって思ったことねえや・・・。」
そうなんです、ねえんですよ、普通に生きていればそんな機会なんて。
音楽は聴くものであって作るものだと思ったことは生まれてこの方一度もない。
そりゃ社長はもともと楽曲制作の現場に居た人だから、そんなの身近だろうけど、私みたいな一般ぴーぽーにはその魅力が理解できなかった、というのが正直なところ。(正直に書きすぎて怒られたらどうしよう。)
ただ、不思議な事にユーザーテストを実施した関係者の方々からは非常に好意的なフィードバックをもらうことができた。
(ちなみに開発マネージャーとしては耳と目に砂利を詰めて何も見えない聞こえない状態になりたいと思うようなフィードバックを溺れるほどもらい、正直ローンチまでの三ヶ月強はそのフィードバックに殺されかけた)
中でも衝撃的だったのは、結婚三年目に感謝の気持ちを手紙にして、それを歌詞に書き起こし楽曲をつけた音楽を聴いた奥さんが、人目もはばからず号泣した。というエピソード。
えー、うそやん!
まじです。
半信半疑だった私もそんな話を聞いたら自腹を切ってその体験をすべく、近々結婚する友人にプレゼントする楽曲を「CLAP」で作ることにした。
作詞をしたことがあるわけでもない、楽器を弾けるわけでもない、歌がうまいわけでもない。そんな私がかろうじて内輪ネタと地元ネタと友人の名前をつなげて作った歌詞を掲載し、なんとなく西海岸っぽい曲を作曲してくれるクリエイターを募った。
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【西海岸で流行ってるような曲調でお願いします!】
下から読んでもみなみ
上から読んでもみなみ
(発注書一部抜粋)
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こんな歌詞で楽曲応募来たら奇跡だと思っていたら
応募、来た・・・!(´;ω;`)
しかもクオリティが高すぎて、社内がざわざわするレベルのやつだった。
正直応募がくるとは思っていなかったし、ましてや、こんなすごいやつ(人は感動すると語彙力が極端に低下する。)
ちなみに完成品はこちら
(*掲載許可もらっております!)
その後、結婚式の映像と音楽を友達にプレゼントしたところ、予想よりも遥かに喜んでくれた。CDを手に取りキャアキャアと喜び、歌詞カードを見て彼女は泣いた。
上から読んでも下から読んでも名前の読み方が一緒、という祝辞でもなければ結婚すら関係ないサビだというのに、彼女はそれでも喜んで聴いてくれたのだ。何度も何度も。
CLAPの中の人が自社サービスを賛美しても、やらせ臭漂うことはまちがいないのだけれど、私には何かが見えた気がした。
この時、私は確かに音楽を作る、という体験をした。
ついでにそれを友人に共有することで、ハッピーは二乗になった。この曲に登場する幼馴染メンバー全員と一緒に大笑いし、当の本人は号泣するというわけのわからない状況ではあったが、間違いなくそこには体験したことのない喜びがあった。
音楽には不思議なチカラがある、とCLAPのWebサイトでは謳っている。
あながちそれは間違いではないのかもしれない。
私はこの体験を通して、このサービスの素晴らしさを知った。(自画自賛ですみません)
そして、それをなるべく多くの人に知ってほしい。
花を贈るように音楽をプレゼントする時代を、私たちは作りたいと思う。
というわけで、結婚式とか誕生日とかプロポーズとか、人生の節目に音楽を贈ってみるのはどうでしょう?
是非、「CLAP」をよろしくお願いいたします。